5教科の勉強ポイント解説-理科

中学生成績アップ勉強法

Q 4) 理科勉強方法

中学生成績アップ勉強法

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A
4)  理科
理科も暗記が重要となりますが、その上で問題を解いていくことが大事です

暗記の仕方は同じように書いたり口に出して読んだりして覚えましょう

その上で学校の問題集などを使ってたくさん問題を解いていきましょう

理科は学校の問題集を理解することでテストの点数は伸びます

公式などを覚えて問題を解きましょう

公式を実際に問題に当てはめることでその内容は定着します

中学生のための理科勉強法

公立高校を受験するには英数国理社の5教科を中学3年間分勉強しないといけませんが、

英数国に時間を取られがちで理科がおろそかになってしまう人が多くいます

しかし、理科は勉強の方法を理解すれば、成績が上がりやすい教科です

効率的な理科の勉強法を身につけて高校受験を有利に進めましょう

高校受験の理科の成績を上げる勉強法

理科は暗記教科という印象があり、重要語句を覚えていれば点数が取れるというと思っている中学生が多いですが、これが最大の落とし穴です

理科が苦手という中学生は、理科の勉強は暗記だけで”わかった気”になって、演習をしていないことが多いのです

例えば等速直線運動これは文字を見れば同じ間隔で真っすぐ進む運動だなと意味がわかります

そのため、理解したつもりになって演習をおろそかにしてしまい、実際テストで問われると、あれ?
 
 何だったっけ?となり、正確に答えを書くことができなくなってしまうのです

理科の勉強は、まず知識を固めることが重要です  重要語句がまとまっているテキストを利用すると、重要語句とその仕組みや関連性がわかるようになり効果的です

繰り返し演習を行うことで、”わかった気”になっていた部分を再度確認することができるとともに、問題形式に慣れることもできます

まとめノートを作る方法

まとめノートは、作っている時は頭の中で知識が整理されますし、できあがったノートを見返すのも効果的です

ノートを作るときは消化器官の図と血液循環の図を並べて描くなど、関連する表や図を並べていくと、全体像が掴みやすく、記憶の定着もよくなります
重要語句がまとまっている問題集などを活用して覚えるようにしましょう

苦手な単元をきちんと把握する

理科は数学などとは違い、積み上げ型の教科ではないため、できる単元とできない単元がはっきりと分かれてきます

苦手な単元を1つずつ消していくと、最終的にすべてできるようになります

もちろん、すぐに模試の結果には現れるとは言えませんが、根気強く克服していけば、必ず点数に繋がります

各単元が理解できているかチェックしてみましょう

苦手になりやすい単元

中学生が理科で一番苦手なのは”目に見えない”ものを理解しなければいけないこと圧力や電流、原子、分子など、目に見えないものは想像がつきづらく、この単元は苦手な人が多い傾向があります

以下に挙げる単元はつまずきやすい単元なので、勉強をする際は特に気を付けましょう

圧力・浮力

小学生までは重さの単位はg・kg(グラム・キログラム)のみでしたが、中学生になると重力が加わり、N(ニュートン)という単位が増えます

また、圧力は接する面積が広いとその分、力が分散して働きますので、面積を考慮して計算をしなければいけません

まずは仕組みを理解し、演習を重ねることが大切です

電流は特に苦手な人が多い単元です

小学生の頃は、乾電池をつないで豆電球を光らせる実験などで、その豆電球が光る様子を実際に目で見ることもできましたが、中学になると、電流という目に見えない流れが現れ、想像しにくくなるのです

しかし、仕組みを正しく理解することで問題が解けるようになり、公式を使うタイミングもわかってきます

原子・分子

原子・分子は、普段の生活で耳にすることが少なく、もちろん目にも見えません

さらに、酸素と言っても問題の中ではO(酸素原子)で出てくる場合もあれば、O2(酸素分子)とになったり、銅と結合してCuO(酸化銅)になるなど、仕組みが複雑なうえ、元素記号や化学式など、覚えることが多いのが特徴です

最初は戸惑うことが多い単元ですので、演習で繰り返し化学式に触れ、慣れることが必要です

天体

中3はどの単元も難しいですが、特につまずきやすい単元が天体です

ほとんどの中学校において入試直前、2学期の期末テスト前後で学習する単元のため、難しい単元にも関わらず、問題演習量を確保することができないことも原因の1つです

また、なぜ南中高度は夏に高くなって冬に低くなるのかといった問題のように、天体はスケールが大きすぎて想像しづらいため、理解しにくいのです
高校受験の理科の攻略法

中3の学習スケジュールの立て方

どの都道府県でも学校成績が内申点として合否に利用されるので、3年次の内申点が決まる10月までは、学校での学習に力を入れることが重要になります
その間は学校の授業と1・2年生の復習を並行して行いましょう

春休みや夏休みなどの長期休暇を利用し、9月までには1・2年の復習を終わるといいです

入試問題の対策法

公立高校では、中1から中3までの内容がまんべんなく出題されます

数学などとは違い、理科は単元ごとに独立した知識が多く、4分野から幅広い知識が問われます

基本的には基礎知識を固めていくことが大切ですが、近年では選択肢のある1問1答形式だけでなく記述問題や作図問題も増えていますので、暗記知識だけでは解くことができません

こういった問題に対応するには、問題を多く行い知識を定着させるとともに、問題形式に慣れることも重要です

過去問の落とし穴

過去問は、解くだけで1教科1時間弱かかります

過去問の結果で一喜一憂しては、意味がありません

採点後、間違えた問題は解説を読んできちんと理解し、自分が弱い単元をさかのぼって復習し直すことが大切です

理科は得点源ととらえるべし

どうしても英数国に時間をさかれがちですが、どこの都県でも、配点は理社も英数国と同じということ さらに近年では、各都県で理社の平均点が下がってきている傾向にありますので、理科の対策をどれだけできるかが、合否に大きく影響するとも言えます

理科は、他教科に比べて点数を上げやすい教科です  期こそもっとも力を入れたい教科なのです

理科の勉強

理科は単元ごとに独立したものが多いので、点数につながりやすい教科です理科できっちりと点数をとるには、入試傾向をきちんとつかむことが大切です

しかし、同じ公立高校の入試問題でも、選択肢問題が多く、記述解答が多いなど、都道府県で出題傾向は大きく異なります

中3の入試演習では地域ごとの入試傾向に合わせた問題を使用しましょう

出題形式も3年次からは各都道府県の入試傾向に合わせるなど、自然と入試問題に触れる機会を増やし、入試傾向をつかみましょう