10) 目標、計画 定型化

小学生成績アップ勉強法

Q 10) 目標、計画 定型化

小学生成績アップ勉強法

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A
立てた目標が「今週は計算プリントを20枚終わらせる」というもので、立てた計画が「1日に2枚プリントをやる」というものになっていたら目標は達成できません

この場合は目標か計画かいずれかを見直す必要があります

最初は、無理のない計画から達成できる目標にしましょう

1 目標を立てる

子どもの「できた」という達成感が大事です

最初から難しい問題を解いたり、多くの勉強時間をするのではなく、目標を立ててそれを達成する喜びを味わいましょう

小さな目標から始めて少しずつ達成していくことで、子どもの意欲が向上します

無理のない目標で、少しずつハードルを上げていくと、挑戦する楽しさで勉強するようになります

2 計画を立てる

親子で一緒に相談をしながら、どうやったら立てた目標にたどり着けるのかを考えて計画を立てましょう 計画と言っても最初のうちは簡単なもので構いません 宿題以外で1日15分は机に向かう、1日2問プリントの問題を解く、というような形で、無理のない範囲で計画を立てましょう

3 定型化する

勉強する時間を決めて、家庭学習を定型化しましょう

勉強する習慣がない場合、1日のスケジュールのなかに勉強が定着していません

まずは勉強を始められるように、スケジュールを組んで勉強の時間を確保しましょう

その生活が定着して「この時間に勉強する」と定型化すると、勉強に対する抵抗感が薄れます

4 目標、計画

振り返り、修正していく時間を確保しましょう

どんなに無理のない範囲で目標や計画を立てても、それをそのまま達成することは大人でも子どもでも難しいことです

あらかじめ、振り返りの時間を用意しておいて、思ったようにできていなかったらどこを変えていけば良いのか振り返りましょう

思ったように上手くいかない時に修正していくことは学習に限らず、全ての物事で大切なことです

5 家族と勉強する時間を作る

家族で勉強する時間を作ると、子どもが勉強しやすくなります

きょうだいや親子で勉強する時間を作ることで、子どもが他のことで気が散らなくなります

また、保護者が勉強する姿を見せることで、勉強の大切さを学びます